2016/01/26

Johnson's Silver Minnow

 「Basser (No.151)」、P36、38 などなど


後期のタックルボックス(プラノマグナム1162)に入っています。放っておくと銀の腐食(酸化)が進み、黒っぽくなってしまいます。開高さんのもすっかり変色が進んでしまっています。

シルバーミノー以外にも、ジョンソン・スプライト「ウィードレス」とも呼ばれることもありました。ウィードレスではない「ジョンソン・スプライト」はマス類に絶大な効果があったので、むしろスプライトのほうが有名かもしれません。開高さんのボックスにシルバーミノーがあるということは、普通のスプライトもきっと何個かはボックスの中に転がっていたに違いない、・・・などと想像を膨らますのも楽しいものです。

私が小学生の頃、友人とマス釣り場(管理釣り場)で競争をしたことがあります。友人のスプライトが大爆発。投げるたびにヒットです。一方の私は、残念ながらスプライトは持っておらず、慌ててシルバーミノー(ウィードレス)を結びました。同じようにニジマスが群れでアタックしてくるのですが、フックがフックだけに全く針掛かりせず(当たり前ですが)。仕方なしにアブのソネット(ゾネット)やトビーに替えて戦いましたが、完敗でした。

しばらく後のことですが、琵琶湖のウィードベッドを手早く攻めるのに流行った時期もありました。フックにはバーク社のスプリットテールイールを装着するのがお決まりのチューニング。 上の写真は、その頃に購入したものの残骸です。他のカラーも、いくつか持っていたはずです。腰を振る特有の動きは、今でも十分に魚を誘ってくれると思います。

 同じようなタイプですが、こちらはJonny O'Neilのウィードウィング。「オーパ!(文庫版)」、P175に掲載されています。

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